アルゼンチンはこれまで、各国の第一線で活躍する世界的 な選手を多く輩出してきました。その背景には、選手育成 に長けた指導者の存在や、選手の才能を伸ばす練習環境、 チーム内での競争など、必要不可欠な要素が存在します。 そうした環境で育った選手達が今、指導者として世界を席 巻し、欧州リーグや代表監督として活躍しています。 2018年6月開催のロシア・ワールドカップ南米出場国 5ヵ国の内、下記3ヵ国の代表監督がアルゼンチン出身者で あることからも、アルゼンチンサッカーの存在感は際立っ ています。

アルゼンチンサッカーといえば、その原点はストリート サッカーです。そこからD.マラドーナのような個性的かつ 攻撃的なプレーをする選手が生まれてきました。 そうした選手に対応するべく、クラブでは育成段階から個 人・チーム双方での守備戦略を叩き込みます。突出した個 性ある自由な攻撃に、統率された強固な守備で粘り強く対 応する。それこそがアルゼンチンサッカーの特徴であり真 髄と言えるでしょう。

従来の見る・聞くだけの研修ではなく、実際に指導に参加す出来る実践型の実習となっています。